講演会-「中国のアメリカ政策」

崔の講演会

講師:崔 戈(さい かく)

講師プロフィール

北京外国語大学博士

アメリカコロンビア大学共同博士コース修了

現:大連理工大学外国語学部 副教授

大連理工大学アジア太平洋及グローバル問題研究所副所長

兼職:中国国際関係学会 理事    中華アメリカ学会 理事

中国アジア太平洋学会 理事  大連市国際関係学会副会長 など

第二次世界大戦後、アメリカは日本・韓国との同盟を強化し、中国と対置してきた。しかし、1990年代から旧ソ連の崩壊と中国経済の発展によって、アメリカの東アジア政策が変化した。特に、21世紀の新興国である中国を牽制するため、アメリカの戦略重点を東アジアに移転した。その戦略の中心は同盟国連盟強化;新興国(中国を含む)との関係構築強化;地域的イニシアティブ強化;貿易と投資の拡大;東アジア米軍基地の拡大化;民主と人権の促進などが挙げられる。その具体政策は、軍事的には第二列島線を基軸にして同盟国との軍事体制を再構築すること。経済的には、東アジアの一体化進行に介入、中国の地域経済圏への主導権を阻害するなどの措置を採っている。

 これに対して、中国側は「一帯一路」、「アジア投資銀行」などの対応措置を採っている。更に、「非衝突・非対抗、相互尊重、 ウインウイン関係」という「新型大国関係構築」を提唱したが、アメリカは消極的な反応であった。

 中米の未来像はどうなるのか、中国はアメリカに対して対抗政策を採るのか、パートナシップな関係を求めるのか。中米の関係によって東アジアにおいて中東のような紛争や戦争が起きるのかについて個人的な意見を語る。