絹代塾31回記念ー『幻の満洲映画』

林のチラシ林の講演2

田中絹代メモリアル協会と東亜大学東アジア文化研究会の共催で「絹代塾」31回記念イベントが2016年3月21日14:00~16:00 東亜大学で開催した。大連理工大学准教授・東亜大学博士課程の林楽青氏は研究の内容、「幻の満洲映画」について講演を行った。東亜大学東アジ文化研究所長の崔吉城教授は講演をイントロし、「満映」の代表作『迎春花』の上演が開始した。李香蘭(山口淑子)、木暮実千代(下関出身)などの当時のスターが出演され、日本人と満洲人(中国人)との恋愛、三角関係、恋愛は実らず別れたというエピソードのメロドラマ。満洲国で満州人を相手に作った国策映画といわれるがむしろ満州人に教えてもらうような場面があり、必ずしもプロパガンダ映画と言い切ることはできないという結論となった。しかし映画の上演状況などに関する情報がほとんど残らず、まさに「幻」の映画である。美学研究の大家の金田晉先生、美術評論家の清永修全先生、芸術家の櫛田学長など多くの方から意見が寄せられ、古川先生はプロパガンダとは言えないとの意見を述べた。